簡単おいしい!干物のレシピ!さばと糸こんにゃくの炊き込みご飯。

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間宮 義登

写真/文/レシピ:島崎ともよ

干物は焼いて食べるのはもちろん美味しいのですが、工夫次第で様々なレシピにアレンジが可能です。

今日は、さばの半身を使った「さばと糸こんにゃくの炊き込みご飯」のレシピをご紹介します。

さばから熟成された旨味が出るため、だし汁を使わずともうまみたっぷり。さばの脂が、抜群のバランスでごはんと絡み合って炊きあがるのが特徴です。あっさりと仕上げるために、糸こんにゃくと万能ネギを入れるのがポイント。ぜひお試しください。

<材料>

米:2合 ※もち米と半々にしたり、全量もち米でも可
さばの干物:半身
にんじん:1/3本
糸こんにゃく:1/2袋
しょうが:少々
醤油(できれば薄口):大さじ1と1/2 **天然塩:小さじ1/3
万能ねぎ、薬味ねぎ・あさつきなど(炊き上がってから混ぜる):1〜2本

<下準備>

❶米を研ぎ、30分から1時間ほど給水させておく
❷にんじんとしょうがは千切りにする
❸糸こんにゃくは流水で洗い、小さじ1/2(分量外)の塩で揉んで10分ほどおく。その後流水でよく洗って、食べやすい長さに切る。
❹万能ねぎは小口切りにする。
❺さばの干物は、エラの部分と腹骨を切り落とし、身の中央にある小骨を骨抜きで抜いた後、食べやすい大きさに切る。

<炊き方>

❻浸水させた米を一度ざるに上げてしっかり水気を切り、炊飯器の内釜や土鍋などに移す。
❼醤油大さじ1と1/2と天然塩小さじ1/3を加え、水を2合の目盛りまで入れ(土鍋の場合は390ml程度)、軽くひと混ぜする。
❽さばの干物、にんじん、糸こんにゃく、しょうがをのせ、炊飯器の場合は普通モードで炊く。土鍋で炊く場合も、通常の白米と同様で。
❾炊き上がったら、小口切りにした万能ねぎを加えて、さっくりと全体を混ぜ合わせる。さばをほぐしながら混ぜ合わせても、一旦さばを別の皿によけてから混ぜ合わせても、どちらでも可。

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間宮 義登

明治大学商学部卒業。学生時代に時代小説とレコード収集に傾倒。築地大卸での修行を経て、2008年に家業である干物屋を継ぐ。美味しい魚と素敵な音楽の審美眼を養う為、日々研鑽を重ねている。自分が培ってきたものと干物をいつか上手く融合できたら…と密かに企んでいる。